NPO法人 パタカラリハビリエンタテイメントクラブ PREC 楽しくリハビリ 一緒に歌って誤嚥性肺炎を防ごう!

代表者挨拶

笑いが細胞を活性化するという新聞記事に驚愕したのはいつだったか。楽しいと感じることが 身体にいいのだとしたら、医療現場や介護の現場に もっとエンターテイメントがあってしかるべきではないのか。常々そう思っていた。

活動の原点は3年前。「歌うこと」によりリハビリ効果を促すという運動をしている歯科医師のチームに出会い、活動を共にした。
飲み込むことが困難になる嚥下障害を防ぐための喉の筋力強化には歌うことが有効であるという。つまり歌うことが喉の機能強化につながる。これは「歌うこと」が「医学的」に「機能 回復」に役立つかもしれないということであり、新しい可能性を感じた。歌う事、演じることを、まったく新しい仕事にする事ができるかもしれない、と。

しかし昨今、病院や老人介護施設などの、生のエンタテイメントから縁遠いところでライブなどを行うにはかなりの壁がある。厳しい環境の中、そんな所まで手を回せないというのが実情であり、「お楽しみ会」は施設のスタッフの方達の努力と、ボランティアの演者に任されているのが実情で、ボランティアの演奏、エンタテイメントの質はまさに玉石混合である。

話は少々それるが、よく地方自治団体がテーマパーク等の施設を作ってもかなりの施設が数年を経て、なくなっている。エンタテイメント、人を楽しませるの容易ではないのだ。ハードではなくソフトの重要性に気づいていない。片手間にやれるものではない。知識と、才能と、経験を積んだエンターテイナーが、自信をもって送り出すものでなければ、共感や感度は得られない。質の悪いものはなんだって身体に良くない。食べ物も飲み物も薬も、そしてエンタテイメントも。

しかし、エンタテイメントに参加し楽しむ事が、身体機能維持や強化に役立つという証明が進めば、歌う事、楽しませることがいつの日か医療にも繋がる仕事になる日が来ると信じている。それに質の高いエンタテイメントであればあるほど、その効果は高くなると、私は信じている。

年に何回かはボランティアでなく、少々予算をかけてもプロフェッショナルなエンタテイメントを味わってもらい、それが健康に繋がるリハビリ効果をもたらす。そういった事が当たり前になる。そんな未来のためにスキルを備えた、リハビリエンタテイナーを多数養成し、共に活動を盛り上げて行きたい。

シンガーソングライター

山形大学医学部非常勤講師

種浦 マサオ

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